突然そんな思いがこみ上げてきて作ってみることにしました。
ちなみにバニラシロップとは、ドリンクの香りづけとして使用されるシロップの事です。
ただ、バニラシロップがどのように作られているのかがわからないので、とりあえずググる。
うん。見つからない(T_T)
きっと、バニラシロップなんて作る人がいないってことだよね。
あれは作る物じゃなくて買う物ということだ。
だからこそ余計作ってみたくなったのですが、本当に情報がない。
とりあえずバニラの香りなんだから液体であるバニラエッセンスの作り方を探してみようと思い、またググる。
これまたヒットするページが少なく情報が乏しかったが、ひとつだけ有力な情報源を発見。
それは、ウォッカなどの度数の強いアルコールにバニラビーンズを漬け込めばバニラエッセンスはできると言う情報。
こうやってバニラエッセンスは作られるらしい。実に素晴らしい。
で、この応用としてシロップを作ってバニラビーンズを漬け込めばバニラシロップが出来るんじゃないか?と考え、実行してみました。
シロップのレシピに関しては自分なりの方程式があるので問題なし。
今回使用するものは、
・てんさい糖(砂糖大根を精製した砂糖)250g
・バニラビーンズ(インドネシア産)1さや
・水(浄水器使用)750ml
・レモン汁(ポッカレモン)大さじ1
これだけです。
レモン汁を使う理由は、レモンに含まれているクエン酸の殺菌効果を利用するためです。
ミントなどのハーブにも殺菌効果がありますが、香りと味に影響を及ぼさないレモンが一番使い勝手が良いと思います。
鍋に水を入れて沸騰させ、レモン汁、てんさい糖を加えて溶かす。
バニラビーンズを切らずに加えてひと煮立ちさせたら冷まして完成。
煮沸消毒した瓶に入れてあとは寝かせるだけ。賞味期限はおおよそ1週間ぐらい。
色味はてんさい糖を使用するため飴色です。
冷めたところで大さじ1のシロップと牛乳とコーヒーでバニララテを作って試飲しましたが、なんとも言えないバニラの香りが引き立っていました。甘味もさっぱりして程良く苦手な方にもおすすめできます。
一晩置いて再度飲んでみましたが、バニラビーンズがよく浸け込まれててさらに香りが引き立っています。
その結果、シロップを完成形にしてバニララテをメニューに入れることを決めました。
この味を誰かに飲んでいただきたい・・・まずは相方だな。