瓦礫の山の中から2人の生命が救助されました。
80歳の祖母と16歳の孫。ホントよかった。
そして、もうひとつ出来事があります。
今日で地下鉄サリン事件が起きてちょうど16年の月日が経ちます。
このことも忘れてはいけないことだと思う。
16年の月日は長いけど、被害者にしたら昨日のことのように思い出す大変な出来事だったはず。
地震で亡くなった方々、サリン事件で亡くなった方々にご冥福をお祈りいたします。
で、今回の地震で改めて思ったことについて書こうと思います。
今年の7月に地上アナログ放送から地上デジタル放送に完全移行すると総務省が勧告していますが、この点について疑問があります。
地デジの普及率は70%以上とか言われていますので、大半の方々はデジタル放送はアナログ放送よりも約5秒間遅延して放送されていることについて知っていると思います。
デジタル放送は5秒前の過去を放送しているのです。
そして、放送が遅れているということは、緊急地震速報のテロップが出るのも5秒間遅いということになります。
これは大きな問題ではないのか?
緊急地震速報は、これから起こる地震を予知して5秒から10秒程度前に知らせてくれるものです。
それが、地デジだと地震が起きた直後か起きたあとに知らされる。
自分の家にはまだアナログテレビがあり、デジタル放送はPCを利用して見ています。
で、偶然両方の放送を付けてて、地震後の大きな余震が起きたときに緊急地震速報の遅れを目の当たりにして、これは生命に危険を及ぼすものではないのかと真剣に考えてしまったのです。
特に策があるわけではないですが、画面が綺麗になる事と電波の範囲が小さくなるという利点だけで人の生命を危機に晒すということは正しいのか・・・。疑問ですね。
苫米地英人さんが今回の出来事を受けて「keyholeTV」のiphone専用アプリを公開しました。
「keyholeTV」というのは、インターネットを使ってアナログTV放送を見られるソフトの事です。
今回、インターネット中継配信のUSTREAMを利用してNHKや民法各局が自局の放送を流していましたが、これも全てデジタル放送であって遅延していました。
「keyholeTV」はアナログ放送なので遅延はしません。
ですので、もしもの時のために入れておくと役に立つかもしれません。
ただ、欠点があります。
映りが悪いです。あと回線が繋がりいくい。
この点が改善されれば本当に役に立つものだと思いますが・・・。
入れておいて損はないと思います。
でも、ラジオには勝てないけどね・・・。ラジオが一番だよやっぱり。